＜スペイン公演＞
第42回フェスティバル・デ・ウニオン FESTIVAL DE LA UNION
21世紀の鉱山の国際フェスティバル

'61より続いているスペインで最も由緒ある一流のアーティストのみ出演できるフェスティバル・デ・ウニオンに招かれ、今回は小松原が2002年フラメンコの代表に選ばれる。スペイン人も羨む小松原庸子スペイン舞踊団の快挙。

毎年8月に“ラ・ウニオン”で開催される、鉱山の歌の国際フェスティバルは今でも私たちの伝説的な鉱山のフラメンコの象徴である。40年間に渡るその力、その偉大さは最高の地位を確立させた。

この鉱山の国際フェスティバルは今年も個性的で、独自の叫びを持つフェスティバルであるだろう。フラメンコ界の巡礼の地となるだろう。21世紀も、人々は伝統的な鉱山-フラメンコに結びつく貴重な文化を求めて巡礼の地にやって来る。今もこれからもフラメンコを愛する昔の世代、新しい世代の人々はやって来るだろう。

“ラ・ウニオン”は毎年夏に輝く白い花のように開催される。その時、古い公共花市場はその扉を開き、ラ・ウニオンでしか味わえない生きた音楽を人々は楽しむ事が出来る。

このフェスティバルの目的は“ラ・ウニオン”を世界に開き、新しい世代の人々に昔のフェスティバルの姿を見せ、幅広いフラメンコ音楽を提供する事です。

これは未来のフラメンコとの出会いの場、伝統的なフラメンコから離れる事なく、若い世代のエスペクタクロ、現代フラメンコの世界である。フェスティバルは今までのファンを魅了すると同時に若い人々をも引き付ける努力を続けている。

フラメンコの未来は絶え間なく変化し、ラ･ウニオンはその扉を世界に開き、鉱山の歌、タランタ、シギリヤの為に泣き、アレグリアスに笑顔する。ラ･ウニオンの人々は自分たちのフェスティバルはスペインを象徴する最高のものだと誇りに思っている。