この3月文化庁の支援事業と致しまして、スペイン及びシンガポール公演を行って参りました。
スペインではガルシア・ロルカ縁りの地グラナダ市の主催により、セントロ・インターナショナル・ヒタノス劇場におきまして、“ドゥエンデ・デル・フラメンコ―ロルカに捧ぐ―”を上演致しました。
クリスタルをめぐらした舞台は、ライトアップされたアルハンブラ宮殿が背景となり“この道にはナイフは無い ただ半月のナイフが私を照らす”と詩う時、ときを同じく舞台奥に半月が輝き、舞踊団一同感動を押さえる事が出来ず満場のお客様のスタンディング・オーベーションに涙が溢れる程でした。 |