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2003年9月4日

'03年 ラ・ウニオン国際フェスティバルへの参加が
スペイン各紙にとりあげられました


 LA OPINION ラ・オピニオン紙 2003年8月17日

天皇の夜

コンクールの舞踊部門に出場した二人の日本人は決勝には残らなかったが、自国を溢れる品格で表現した。

この夜、コンクール・セミファイナルの最終日だった。段々見慣れてきてはいるものの、この夜は二人の日本人、平富恵と南風野香の出場により異国の雰囲気で染められた。

決勝には進まなかったが日本の旗を尊敬に値する高さに位置付けた。その中の一人は現在のフラメンコでもスペイン舞踊でもほとんど使われなくカスタネットを使用した。天皇の“娘たち”を見慣れる時が来たのだ。

LA OPINION ラ・オピニオン紙


 LA RAZON ラ・ラソン紙 2003年8月17日

日本がカンテ・デ・ラス・ミナス・フェスティバルを
異国の雰囲気で染める
日本人女性舞踊手、平富恵と南風野香がコンクールの準決勝に進む

LA RAZON ラ・ラソン紙

歌、ギター、舞踊部門のコンクールの最後の準決勝が終わり、真実の時がやって来た。35人のコンクール参加者の中から選ばれるのはほんの一握りである。その質は高く、その価値は候補者達の間では最高のトロフィーに値する。決勝進出者のリストは昨夜告知されたが、この新聞の締切り時にはまだ未公表だった。

金曜の夜、エキゾチックな雰囲気を醸し出していたのはコンクールの舞踊部門に出場していた日本人女性舞踊手たちだった。平富恵と南風野香だ。彼女達は、今回準決勝に進んだことでとても感激していた。

彼女達はすでに昨年、小松原庸子スペイン舞踊団の「血の婚礼」でレオナルドの恋人役として出演している。


さらに南風野香はシンガポールとタイでの「カルメン」公演で主役を演じ、東京で行われたマルワ財団主催の第2回フラメンココンクールで優勝した。また、平富恵も2002年の「カルメン」公演に出演し、前述の第1回フラメンココンクールでの優勝者である。

彼女達は小松原庸子スペイン舞踊団に所属しており、小松原庸子は日本におけるフラメンコブームは日本人が働き過ぎで常に忙しくしている日常や、また東洋人の内気な性格と戦うための技法であると公言する。彼女達はカンテ・デ・ラス・ミナス国際フェスティバルと銘打たれたこのコンクールの正当性を示してくれた。



 LA VERDAD ラ・ヴェルダ紙 2003年8月15日

日本人女性舞踊手平富恵と南風野香が今夜
カテドラル・デ・カンテでデスプランテ賞を競う

自由による治療

平富恵と南風野香は内気な日本人女性である―見た目はほんの女の子にしか見えないが―。彼女達は15年前フラメンコの虜となった。クラッシックバレエを放り出し、ドゥエンデと感情の世界に身を投じた。

陽出づる国では、この芸術が何千人ものハートを掴んでおり、彼女達は例外ではない。「日本におけるフラメンコブームは日本人が働き過ぎで常に忙しくしている日常や、また東洋人の内気な性格と戦うための技法である」このようにコメントするのは、日本におけるフラメンコのパイオニアであり、彼女達の師匠である小松原庸子である。

LA VERDAD ラ・ヴェルダ紙

「最初はフラメンコの事がよく分かりませんでした。でも、これはまさに私が探していたものだったのです」香はフラメンコに初めて接した当時をこのように振り返る。彼女にとってはこの芸術には、15年間続けたクラッシックバレエの後にたどり着いた。「というのも私は何か物足りなさを感じていて、フラメンコと巡り合ったからです。このフラメンコが意味するものはとりわけ自由であり、この感情が私の中で芽生えたのです」まさにフラメンコの外向的な性格とその純粋なる感情表現、このことが香を虜にした。

彼女の意見によると、現在小松原庸子スペイン舞踊団の舞踊手として、昨年ラ・ウニオンで上演された「血の婚礼」の中でレオナルドの恋人役を演じたり等して、肉体的、精神的に従事している舞踊であるが、教師としてのフラメンコは彼女にとって一種の治療であるというのだ。「フラメンコは少しずつ、私の性格に影響を与えていて、私は自分自身の在り方を変えるためにフラメンコの自由を利用しているのです。感情を発散できる感じです」と香は確信する。

しかしながら、富恵はまだフラメンコが彼女の人生に与える意味を探しているのだが、フラメンコから生み出されるドゥエンデを彼女が持っているのか、また、同郷の日本人達がこれほどまでにスペインの伝統に夢中になっている動機が何なのか、日々問いかけている。

敬意と緊張

これらは今夜彼女達が直面する、旧公衆市場での舞台上を想像したときに、彼女達双方が感じる躊躇とも結びつく問題である。「恐怖、敬意、緊張」を二人ともラ・ウニオンの観衆の面前でのソロの踊りを想像しただけで、共通して感じることである。「彼女達は怖気づいているんだよ」と口達者な通訳者は付け加えた。
スペインのましてラ・ウニオンでのフラメンココンクールに出場できるなんて夢にも思わなかったというのは無理からぬことだ。

―デスプランテ賞を獲れると思いますか?
―いいえ。香はきっぱりと答える。でも、経験を積むということは私にとって興味深いことです。

しかし、ただ時間を費やしただけではないだろう。これまでに表情、タコン、歩き方、バタ・デ・コラの蹴り方、腕の動きなどに磨きをかけるべく日々練習してきている。つまりその曲が表現する感情や欲望などである。

富恵にとって、彼女の性格に最も適している踊りは今夜コンクールで披露してくれるシギリージャとソレアである。富恵よりも決然としていてにこやかな香にとって抜きん出るレパートリーはアレグリアである。「私はアレグリアと一体化するのです。というのも、アレグリアを踊っているときは周囲の事を全て忘れて、完璧なる自由とより奥深い私の感情を素直に表現することができるからです」



 スペイン各紙へのリンク

ラ・オピニオン紙のサイトへリンクします。
LA OPINION ラ・オピニオン紙
ラ・ラゾン紙のサイトへリンクします。
LA RAZON ラ・ラソン紙
ラ・ヴェルダ紙のサイトへリンクします。
LA VERDADラ・ヴェルダ紙
 


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