ホテルオークラで行われたアンダルシア州政府主催「アミーゴス・デ・アンダルシア」の席上、 アンダルシアの文化、慣習に情熱を傾けているという理由で、 アンダルシア州政府が小松原庸子に感謝の意を表明し、金の記章を授与しました。
アンダルシア州のマヌエル・チャベス首長は昨日、「アミーゴス・デ・アンダルシア」を東京のホテルで行った。同氏はアンダルシア州政府の日本に対する抱負などについて話した。席上、小松原庸子さんと林屋永吉前スペイン大使にアンダルシア金の記章が授与された。小松原舞踊団は約40年にわたりスペインの芸術に貢献してきた。小松原さんは1962年フラメンコを学ぶため渡西。「(今後も)この芸術を学び続けていく」と語った。
アンダルシアから日本への輸出額は近年大幅に減少している。このため愛知万博で来日中のマヌエル・チャベス首長が日本とアンダルシアの交流をはかる目的で、東京で企業フォーラムを開催した。同氏は日本とアンダルシアの今後の展望などについて語った。フォーラムの席上、双方のきずなを強めるために貢献した舞踊家の小松原庸子さんと林屋永吉前スペイン大使にアンダルシア金の記章が授与された。
小松原庸子さんがEFE通信に語ったところによれば、小松原庸子スペイン舞踊団が愛知万博のスペインパビリオンで公演を行い、観客はフラメンコに魅了されたとのこと。同舞踊団は日本にフラメンコをもたらした舞踊団。小松原さんはクラシックバレエからスタートし演劇を学んだが、ピラール・ロペス舞踊団に感激し、62年、フラメンコを学ぶためマドリッドに渡った。「フラメンコは人生と同じ。私に生き方を教えてくれた」と語った。