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第一部“素晴らしきフラメンコ” |
2006年新春を飾るプログラム第一部は“素晴らしきフラメンコ”と題し、
スペインが誇る多彩なアーティストを迎え、
神秘と情熱の舞台を、フラメンコの真髄を展開する。
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第二部“女の平和” |
“女の平和”は小松原庸子の永年の構想を経て始めて取り組む喜劇。
紀元前5世紀アテナイは戦乱に明け暮れる時代だった。
スパルタとの死闘。シシリアへの遠征の再起できない打撃。
アテナイの恐慌と悲嘆は計り知れないものがあった。
祖国を憂う大喜劇作者アリストパネスは、女たちの性的ボイコットというこの奇想天外な構想によって哄笑を誘い、喜劇の中に涙滲む和平論への願いを隠し、悲痛な祖国の運命を民衆に知らせている。
私たちは今も昔も変わらぬ世界の様々な争いの終わりを願い、フラメンコの舞台に託し上演する事にする。
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