私はフラメンコを選んだ - YO ELEGI EL FLAMENCO -
邦楽の家系に育ち、バレエ、新劇を経て巡り合ったフラメンコに魅せられ渡西して25年、名演出家ミゲル・ナロウ氏の出会いから小松原庸子自身の歴史を描いた作品「私はフラメンコを選んだ」が生まれた。1988年王宮アルカサルで開催されたセヴィリャ(ビエナル・デ・アルテ・フラメンコ)において初演し、満場の喝采を浴び、東洋の美とフラメンコの融合と絶賛を博した。又この作品には多くのトップ・アーティスト、スタッフが協力し、小松原の25年の輝かしい舞台として舞踊団の歴史を飾っている。
<共演>
チャノ・ロバト、エル・チョコラテ、マリア・ラ・ブーラ、カルメン・レデスマ、マノロ・マリン、ファミリア・フェルナンデス等々。
スペイン演劇界の巨匠ミゲル・ナロウ、舞台美術の鬼才アンドレ・ロドリゴ氏等々スペイン有数のスタッフも参加した。
(このキャスティングを実現させたYOKOにスペインの舞踊界は、評価を惜しまなかった)
新聞各紙は「東洋の美とフラメンコの融合を成し遂げたYOKO」と評価し、スペイン国営TV、カタルニアTVより中継され、翌年マドリッド・テアトロ・エスパニョ―ルにおいて10日間に渡る公演でスペインの人々に感動を与えた。
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